ハゲるかどうか調べる方法│抜け毛の原因とその対策

育毛サロンやWEBサイトの無料診断・無料ヘアチェックを試す方というのは、その結果だけにしか目に行かず、「なぜハゲたか」という原因や対策ロジックを理解せずに薦められた育毛対策に走りがちです。
ハゲに至る原因というのは複数考えられ、その原因に適した育毛方法というのものが存在します。ハゲに至った原因を論理的に理解しないまま育毛対策を行うと、効果が期待できないばかりでなく逆効果になることも少なくありません。まずは、ハゲを生む抜け毛の原因などの育毛の正しい知識を学び、自らの症状に適した育毛対策を行って行きましょう。
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抜け毛の基礎知識

複数あるハゲの原因ですが、大別すると下記の3要素に分類できます。

自分が、いわゆる“ハゲ家系”と思っている方は「遺伝」を原因にあげられると為す術なく思ってしまうかもしれませんが安心してください。ハゲというものは大体の場合、いくつかの原因が重なって発症するものです。例えあなたの原因に遺伝的要素が含まれていたとしても、他の要素を改善することによってハゲを治すことは可能です。
各原因については後ほど個別に解説しますので、まずは抜け毛について基礎的な部分を学んでいきます。

まず、認識して頂きたいのは「抜け毛が起こる→ハゲ」ではないことです。これを間違って認識されている方は実は非常に多いです。

髪の毛にはヘアサイクル（毛周期）という成長サイクルがあります。1本の髪の毛が毛根から生えて、抜けおち、休憩をしてから、再び発毛するまでの1連のサイクルがヘアサイクルです。健康な頭皮の毛髪も、このヘアサイクルに則して成長していきます。つまり、抜け毛というものは毛髪が正常な成長活動を行っている証なのです。
ヘアサイクルには「成長期→退行期→休止期」という3つの状態があります。成人男性の毛髪全体（約10万本）のうち10％にあたる1万本は休止期にあたり、これらはいつ抜けおちてもおかしくない毛髪です。また成人男性の1日の抜け毛の本数は50〜100本とそこそこの本数です。そう考えると、シャンプーをしているときに5本ぐらい抜け毛が手についていても、落ち込む事はなくなるのではないでしょうか。

健康な頭皮の状態というのは、休止期に入り抜けおちる毛髪の本数と、新たに成長期に突入する毛髪の本数のバランスがとれているため、常時10万本の髪の毛を保つ事ができます。しかし、予期せぬ原因により、成長期から早い段階で退行期に移行してしまったり、休止期に入ったまま再び発毛しない毛根が出てきます。そうなるとヘアサイクルのバランスが崩れ、ハゲが進んでしまうのです。

抜け毛の原因

続いて、必要以上に抜け毛を生みだしてしまう原因について個別に解説していきます。

原因はいくつかありますが、できれば全てのページに目を通してみださい。前述のようにハゲは複数の原因が重なった結果発症する場合がほとんどです。「自分の場合はこれが原因だろう」と1つに決めつけて対策を行うのは非常に危険ですし、効果も限定的です。考えられる原因をいくつかに絞って、同時並行で改善をしていくのがハゲ対策には効率的でしょう。
また、育毛剤・育毛サプリなどを服用する場合も、自分のハゲの原因に目星をつけておいてください。これらの商品も配合成分によって効果が異なります。せっかく服用するのですから、自分の症状にあった効果的な商品を使用するようにしましょう。